顔だらけの街、渋谷
東京新聞の連載コラム「男の広告」終了しました
4月から隔週で東京新聞夕刊で連載していた「男の広告」が10回で終了しました。最終回は、個別の広告ではなく、渋谷の街について書きました。紙の新聞では、文字数の制約があるので、毎回簡潔になるべく「芯を食った」文章としてまとめるように心がけましたが、テクニックがいるものだなぁと思います。
夏にヒカリエ9階ホールで開催されていた「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険 」を見た後に、8階から眼下の街を撮影した写真を使っています。広告観察をするようになって以降、展覧会を見に出かけても、その前後に見た広告のことが気になって記憶に残ってしまうので、あまり良いことではないなと思っているのですが、リサーチや執筆の都合上仕方ないかなとも思います。

記事に使うための写真を撮るためにサイネージ広告が切り替わるのしばらく待っていたのですが、表示されているキャラクターの男性は、剣持刀也というVTuberの方だそうで、Vtuberには全く疎いので、何かのアニメの宣伝かと思いました。目まぐるしく広告が変わるのですが、このサイネージへの出稿料ってどれぐらいなんでしょうね。

しばらく眺めていると、猫の顔が出てきて「CIAOちゅーる」の宣伝。

猫の顔のアップの後には、CANMAKEの広告で女性が登場。VTuber, 猫、女性と顔のイメージが続きます。

記事にも書いておりますが、私は渋谷駅周辺にいるだけで、情報の総量が多すぎて疲弊してしまうのですが、顔のイメージの過剰な量が本当に苦手です。出向かなければいけない用事がない限りは渋谷駅周辺には行きたくないとすら思っているのですが、出向く際には広告のハンティングをする意識でフィールドワークをするように広告を採集をしています。数年前に友人の写真家と一緒にその様子を収録した動画が公開されています。(収録は4年前ぐらい)
読売新聞でインタビューを受けた際に、スクランブル交差点付近で写真を撮っていただきました。
若年層が多いこともあって、アイドルの方が登場する広告が多いのが、渋谷の地域的な特徴ですが、これでもか、というほど顔、顔、顔です。ファンの方たちは、推しの顔が見られて嬉しいのだろうなぁと思いますが、過剰な情報量への耐性が低い中年としては、迫り来る顔のイメージ群にただただ疲れます。


お知らせ
9月23日、25日に小島慶子さんとの対談が日経ウーマンのウェブサイトで公開されます。有料記事ですが、ご興味あればぜひお読みいただけると幸いです。
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